FIREを目指す

【FIREムーブメント VS 会社員】サラリーマンのメリットとは?

どうもMANUです。

今回の記事ではFIREムーブメントを広めるブロガーMANUが、サラリーマンのメリットを紹介しようと思います。

サラリーマンというと、「成果を上げても給料の上げ幅が小さい」「毎日満員電車で通勤」「サービス残業」などデメリットも多いんですが、実は税制面や社会的信用などメリットも大きいんです。

そこでFIREを目指している方に向けて、もう一度サラリーマンのメリットについて把握して欲しいと思い、この記事を書くことにしました。

こんな人に読んで欲しい

・FIREを目指している方
・サラリーマンが辛いと感じている方
・フリーランスになろうとしている方

それではLet’s get started !

安定した収入が得られる

給料は必ず支払われる。

まずサラリーマンであることの最大のメリットは安定した収入があることです。

例えば仕事で大きなミスを犯したり、企業の業績が急激に悪化しても、会社員は労働基準法という法律で守られているため、契約した分の給与は必ず支払われます。

もちろんボーナスには多少の変動がありますが、それでも多くても20~30%程度の減額で済むはずです。コロナウイルスによって、ANAが大打撃を食らいましたが、それでも従業員の給与は30%カットで済んでいます。

会社が倒産しない限り、毎月安定した収入が見込めるというのは、非常に心強いですよね。

会社員は必ず給料が貰える。一方でフリーランスは外部環境の変化でいきなり0になるリスクがある。

社会保険料の負担が半分になる

会社が社会保険料の半分を負担

社会保険料の負担が半分になることもサラリーマンの大きなメリットになります。

給料明細を見ると毎月結構な額が社会保険料として給料から天引きされていますが、実は本来払うべき保険料の半分しか払ってないんですね。後の半分は会社が代わりに負担してくれているんです。

ありがとう、僕の会社!!!

一方でフリーランスの場合は社会保険料の支払いが全額実費になるので負担が大きくなります。

社会保険料は収入によって変化するため、必ずしもサラリーマンの方が負担額が小さいということではありません。

年金が多くもらえる

サラリーマンの年金は三階建て構造

サラリーマンの場合、将来もらうことのできる年金額が多くなります。

サラリーマンの年金構造は三階建て構造と呼ばれており、「国民年金」・「厚生年金」・「企業年金」の三つがもらえます。

  1. 国民年金
    三階建ての一階部分。国民全員が貰える年金
  2. 厚生年金
    三階建ての二階部分。サラリーマンがもらえる年金
  3. 企業年金
    三階建ての三階部分。各企業が独自に運営する年金
    ※企業によっては企業年金を設けていない企業もある。

国民年金や厚生年金は我々の所得から税金として徴収されていますが、実はここでも企業が半分負担してくれているんです。

一方でフリーランスや自営業の方は厚生年金や企業年金は存在せず、国民年金だけしか受け取ることができません。したがって老後の年金はサラリーマンの方が多くなります。

サラリーマンの方が年金受給額が多くなる。

平均的なサラリーマンの年金受給額

それでは実際にどの程度違ってくるのでしょうか。
厚生省のデータ「平成29年度厚生年金保険・国民年金保険事業の概要」によると年金受給額の平均金額は以下の通りになります。

年金受給額の違い

①国民年金のみ(フリーランス等)
約5万6千円
②国民年金+厚生年金(サラリーマン)
約14万5千円

なんと毎月の受取額が10万円近くも変わってくるんです。

ちなみに厚生年金は収入に応じて受給額が変動するため、収入が多い人は厚生年金の金額も増えるため、もっと差が大きくなります。また企業年金制度もある人はその分も加わるため、フリーランスと比べて老後の生活はゆとりあるものになりやすいと言えます。

平均的には会社員の方がフリーランスより10万円以上年金受給額が多い。

あくまで平成29年時点でのデータであり、今後数十年後も同様の年金受給額があるとは限りません。

社会的信用がある

銀行融資やクレカの審査が通りやすい

社会的信用があるというのもサラリーマンの大きなメリットになります。

銀行でローンを組む場合、会社員の方が融資を受けやすくなります。
銀行側としても安定した収入がある会社員の方が、貸倒れるリスクが小さくなるため融資をしやすいんです。
またクレジットカードの審査等も通りやすくなります。

世間の評価も会社員の方がウケが良い

また人というのは、何だかんだ所属する会社や組織で人を判断してしまうもの。

有名企業に勤めている人は「優秀とか、しっかりしている」と勝手に評価してくれますが、フリーランスの場合は「不安定・将来が心配・怪しい」などマイナスのイメージも少なくありません。

最近ではフリーランスの人も増えてきたため、そのような偏見も薄れてきていますが、実態としてはまだまだ顕在化しているでしょう。

その他のメリット

ここからはこれまでに挙げたメリットに加えて、魅力度はちょっと落ちるけどサラリーマンならではメリットを紹介していきます。(#^^#)

福利厚生がある

サラリーマンは会社独自の福利厚生のサービスを受けることができます。

例えば、「社員寮・家賃補助・社割・社員食堂・結婚式祝い等」など企業ごとに様々な福利厚生がありますよね。

これもサラリーマンならではのメリットになります。

税金の手続きは会社が行ってくれる

またサラリーマンの場合、税金の手続きが非常に簡略化されています。

本来なら国民は確定申告をして納税する義務があるんですが、会社が年末調整という形で代わりに行ってくれます。煩わしい税金の手続きを会社が代わりに行ってくれるのも、サラリーマンのメリットですよね。

最近は副業が流行っていますが、会社の給与以外に収入がある場合は会社員であっても年末調整に加えて確定申告が必要になります。
そのため年末調整のメリットは副業時代ではあまり意味がないかもしれません。

まとめ:サラリーマンのメリットは意外に多い

このようにサラリーマン(会社員)のメリットを並べてみると意外にも多いなと感じます。

特に収入面が保証されている点と老後の収入が安定するという点は大きなメリットだと感じます。

FIREを目指しているMANUとしては、会社員+副業で会社員のメリットを享受しながら、FIREを目指していき、経済的自立が達成できたタイミングで会社員を辞めるのが一つの解になるのかなと思います。

経済的自立が達成されてしまえば、収入面における会社員のメリットは必要ないですからね。

最後まで記事を読んでくれてありがとうございました!!

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