どうもMANUです(#^^#)
今日は、FIRE(経済的自立・早期リタイヤ)に目指す方にとって重要なマインドセットについて紹介します。
FIREを目指す具体的な方法は既に確立されていますが、それを実践していくためのマインドセットについてまとめられているはものを僕は知りません。
自分なりの考えになりますが、皆さんに紹介しようと思います。
それではさっそくLet’s get started !!
FIREの落とし穴とは?
FIREを達成すれば、資産家になってお金が生活に必要なお金を生み出してくれる。
自分は生活のために働く必要はないから、自分の好きなことに自由に打ち込める!!
自分の時間を使って、リゾートでゆっくりするもよし、大好きな家族との時間を大切にしてもよし、何かにチャレンジするもよし、理想的な生活ですよね。
しかもこんな夢みたいな話が、一般的なサラリーマンでも目指せてしまうというのがFIREの素晴らしいところ!!!
しかし!!!!
FIREは達成するまでに多くの時間を要するのが大きな難点です。((+_+))
この長期的な目標というのが、我々の認識を揺さぶり、FIREの落とし穴へと吸い込まれてしまう要因になると僕は考えています。
人間は長期的なことになるほど、認知が甘くなる(リスクを正当化して見られない)ということが心理学の研究から分かっています。(楽観主義バイアス)
FIREという将来の目標に過度な期待して、現在の問題に目を背けたり、想定しない状況が起きたときに判断を誤る可能性が高くなります。
FIREの落とし穴への転落は、自分のマインドセットをコントロールすることで防ぐことができると考えています。それでは見ていきましょう!
①短期的かつ定量的な目標を持つ
「収入ー支出」を目標にする
FIREの「長期的な目標」に問題があるなら、「短期的な目標」を持てば良いんです。
FIREを本気で目指す方なら、資産の増加推移のシュミレーションを済ましているかもしれませんが、それでは不十分です。
(まだシュミレーションすら作ってない方は下記の記事から作ってみてね(#^^#))
これを作った方なら1年後の目標資産が把握できるため、ある意味短期的な目標が設定されているとも言えます。
しかし資産増加モデルには運用利回りが計算に含まれているため、その年の株式市場によって、容易に目標を上回ったり、下回ったりします。
そもそも株価というのは確実に年5%ずつ上昇するわけではなく、大きく上昇して、大きく下落して、大きく上昇してを繰り返して、平均的には5~8%で上昇していたのと同じ結果だよね!ってことなので、運用利回りを考慮した短期的な目標は有り得ないんです。
つまり、、、
運用利回りを排除した、「収入-支出」を目標値として設定するべきです。これなら株式市場に左右されることなく、自分の努力次第で目標が達成できます!
これを月単位で行うのが理想的ですが、月によって支出額も変わってくると思うので、年単位や3か月単位で管理を行うのも良いと思います。(#^^#)
②現在を楽しむ
FIREを目指していて感じるのは、FIRE後の生活に期待するあまり、現在の生活をおろそかにしてしまうこと。
特にFIREを目指す人は現状の職場や状況に不満を持っている方が一定数いると思います。
現状の問題があるにも関わらず、まだ達成していないFIREに期待して、現状の問題から目をそむけてしまいがちになります。
問題を対処するよりも問題から目をそむけた方が人間楽ですからね。
FIREは長期的な目標なので、現在の問題に目をそむけることは決しておススメできません。
3か月の我慢ならできると思いますが、10~20年もFIREに期待して現在の問題を我慢するのは辛すぎます。
せっかくなら今この瞬間も楽しめる人生にしたい!!
仕事に全力で打ち込む
現在を楽しむためには仕事から目をそむけることはできません。
サラリーマンである以上、仕事の時間が大半だからです。
仕事を楽しむためには、「仕事に全力で打ち込む」しかないと思っています。
本気になれたものは楽しくなるというのが僕のこれまでの人生で得た教訓です。
FIREを達成するまでは、仕事に打ち込み、みんなから信頼されて、みんなから惜しまれながら早期リタイヤするのがカッコ良いです。
人間関係とかどうしても仕事が苦しい人は、転職をするのも良いです。
転職活動をすることも「仕事に全力に打ち込む」ことに含まれます。
仕事に打ち込めば、出世やスキルアップにつながり、収入が上がるという素晴らしい効果も期待できます。
浪費もする
FIREは長期的な勝負になります。
過度に切り詰めすぎた生活は長続きしません。
全力ダッシュだと200mしか走れませんが、適度なペースで走れば42.195kmも走りきることができます。
適度な浪費をして、常に自分の幸福度を上げておきましょう。
精神的な余裕を持つことが健康・仕事・人間関係など全てにおいて好影響を及ぼします。
③将来に過度な期待をしない
利回りはあくまで目安である
これは①にも書きましたが、目標利回りはあくまで長期的な観点から見た利回りになります。
S&P500インデックスファンド投資などしっかりとした投資先に投資を行っていれば、1年単位の利回りに一喜一憂する必要はありません。
(短期的な投資を目的に行う場合は別ですが、、、)
直近3年間の利回りよりも、「収入と支出」という自分のコントロールできるものに集中しましょう。
暴落に免疫をつけておく
上の話にも繋がりますが、株式市場は必ず暴落することを念頭に入れておきましょう。
歴史的には10年に1度のペースで株式市場の大暴落(30~50%の下落)が生じるので、FIREを目指している間に暴落は必ず経験すると思っておいた方が賢明です。
株式市場が50%暴落すると、今までコツコツと貯めてきた資産がいきなり半分になるので、相当焦ると思います。
しかし、絶対に絶対に絶対に株式を売ってしまってはいけません。
それも想定内でありますよ~って感じで買い足すチャンスだなくらいに思える精神状態に持っていきましょう。
柔軟な予定変更を受け入れる
FIREは長期的な目標になるので、想定もしない人生の変化点が訪れる可能性もあります。
緊急事態の出費・結婚・人生観の変化・副業収入の増加などFIREにとって負の変化もあれば、正の変化も訪れるでしょう。
そんな時は、また資産増加推移モデルを作り直して、一歩一歩目標に向かって走り出すしかありません。
長期的な目標がそのまま計画通りに行くことはほとんどありません。
僕自身、計画通りに人生を進めたことはないし(新入社員でFIREを目指すことになるとは予想もしていない)、NASAすら計画の柔軟な修正を行っているはずです。
むしろNASAがロケットを打ち上げする際は柔軟な計画の変更も折込済みでしょう。
FIREも同様に柔軟な予定変更を受け入れる姿勢で取り組むべきです!
まとめ
今日はFIREを目指すうえで、重要なマインドセットについて心理学的な観点も踏まえながら紹介しました。
長期的な目標を取り組むためには、認知バイアスに惑わされることなく、一歩ずつ進んでいくことが重要になります。
僕もFIREを目指し始めたばかりなので、「短期的な目標を持ち、今を楽しんで、将来に期待しすぎない」ように頑張っていきます!!
今日も読んでくれてありがとうございました!!