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【仕事できる人が全員知ってる】分かりやすく伝える話し方・書き方「PREP法」を解説

どうも本業で戦略系コンサルタントをしているMANUです。

この記事では、プレゼン力とライティング力が飛躍的に向上するシンプルな手法「PREP法」を解説します。

みなさんはプレゼンを行うときに気を付けていることはありますか?

人のプレゼンを聞いて「長くて分かりにくい」と思った経験はありませんか?

もしかしたら、あなたのプレゼンを聞いて「分かりにくい」と思っている人がいるかもしれません。

PREP法を使えば、誰でも「分かりやすい・簡潔・説得力がある」プレゼンや文章を作れるようになります。

そんな魔法のような手法「PREP法」とは一体何なんでしょうか。

さっそくLet’s get started !!

PREP法とは?

PREP法の流れ

PREP法は話し方・書き方の流れを

  1. P:Point(結論)
  2. R:Reason(理由)
  3. E:Example(具体例)
  4. P:Point(結論)

のようにするフレームワーク(型)のことです。

PREPは「Point」「Reason」「Example」「Point」の頭文字を取ったものなんですね。

つまり

PREP法は「結論」⇒「理由」⇒「具体例」⇒「結論」という流れで話せ/書け!

と言っているだけなんです。誰でも出来ちゃうくらいシンプルでしょ?

話の流れを守るだけで、「分かりやすく・簡潔で・説得力のある」話し方や文章になるという魔法のような手法がPREP法です。

例えばこんな感じ

  1. P:ドラム型洗濯機を購入することをお勧めします。
  2. R:それはあなたの人生の自由時間が増えるから。
  3. E:ドラム型洗濯機で毎週の洗濯時間が1時間短縮されるとしましょう。1年で計算すると約52時間になります。つまり年間で52時間分の時間を手に入れることが出来ます。
  4. P:年間52時間を+10万円で買えるなら安いと思いませんか?

どうでしょうか。これがPREP法の文章構成になります。

PREP法が使える場所

PREP法が有効になる場所はビジネスシーン全般です。

ビジネスシーンは、スピーディーかつ正確に職務を遂行することが求められますから、PREP法はぴったりの手法になるんですね。

例えば、

就職活動・会議でのプレゼンや質疑応答・上司への報告・部下への指導

これら全てのシーンでPREP法は役立ちます。

ちなみに最もPREP法を徹底している職業があるんですが、どの職業か分かりますか?

それは「軍人」です。

戦場において、必ず軍人の報告はPREP法になってます。

戦場では、情報の正確性とスピードが生死に影響を与えるためPREP法が徹底されているんですね。

これから映画のシーンで、軍人の報告があったら気にかけて観てみてください。

PREP法で報告が行われていますよ。

PREP法がなぜ分かりやすいか?

①相手の集中力が一番高いのは最初

さてなぜPREP法が相手に「分かりやすい・説得力がある」印象を与えるのでしょうか?

それは聞き手の集中力が一番高い時に、一番重要なことを伝えることが出来るからです。

聞き手の集中力が一番高いのは、話の冒頭部分になります。

映画館でも冒頭部分は、誰もが集中してますよね。

聞き手の集中力によって、理解力も当然変わってきますから、集中力が一番高い時に重要なことを伝えてしまおうということです。

PREP法は心理学的にも理にかなっている手法になっているんです。

②相手の興味をそそる順番になる

またPREPの流れも非常に巧妙です。

結論を最初に伝えると聞き手は、必ず「何で?」って疑問を抱きます。

そこからPREP法では、結論からスムーズに理由の説明が行われるため相手の興味の通りにストーリーが進んでいくんですね。

したがってR(理由)のパートになっても、相手の興味が落ちにくい。
集中力を維持して聞いてくれるんです。

だから相手の印象が非常に良くなるんです。

PREP法の具体例

①上司から部下に教える編

さてPREP法の流れに従って、いくつか具体例を示していこうと思います。

何かを教えるシーンにもPREP法の威力が発揮されます。

今回は上司が部下に対して指導を行うシーンを想定してみましょう。

例えば、こんな感じ!

  1. P:19時以降にメールは送信しない方が良いよ。
  2. R:夜遅くのメールって顧客にとっても我々にとってもメリットが少ないんだ。
  3. E:例えば夜遅くにメールすると残業対応してくれるという印象を顧客に与えかねない。
  4. P:18時半ごろにはメールチェックして、その日の対応を済ませてしまえば良いよ。それ以降は翌朝送信すれば、全く問題ないから。

②仮説を提示する編

PREP法は会議の場で議論を行うときも非常に有用です。

仮説を提示する際はPREP法に当てはめてみると非常に議論が展開されやすくなります。

例えばこんな感じ!

  1. P:日本人はバスケより野球の方が成功しやすい。
  2. R:なぜなら野球の方が体格差の影響が少ないから。
  3. E:野球で最も成功したのはイチロー。バスケで最も成功したのは八村塁。日本人でイチローと同じ体格を持つ人は多いが、八村塁の体格を持つ人は少数である。
  4. P:つまり日本人はバスケより野球の方が成功しやすいと考えられる。

ちなみに、PREP法を使ったからと言って、間違っていた仮説が正しくなることはありません。

しかし、PREP法を使うと論理構造が明確になるため、仮説が正しいかどうかを議論しやすくなります。

会議は議論を行うための場所だから、やはりPREP法は有用なんですね。

最後に

さていかがだったでしょうか。

この記事では、プレゼン力とライティング力が飛躍的に向上するシンプルな手法「PREP法」を解説しました。

まとめるとこんな感じ!

  1. P(結論)→R(理由)→E(具体例)→P(結論)の順番で話せ。
  2. PREP法を使うと、「簡潔・分かりやすい・説得力がある」説明になる。
  3. ビジネスシーン全般でPREP法は有効

ちなみにこのPREP法は、MANUがコンサルに入社して一番初めに教えられた内容です。

コンサルタントはプレゼンで相手を説得・納得させることが仕事です。

そういう意味ではこのPREP法はコンサルにとって必須スキルの1つなんでしょうね。

今回も最後まで記事を読んでくれてありがとうございました。

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