どうもMANUです。
この記事では塾講師バイトにおいて永遠のテーマである
「集団授業と個別指導どっちが良いの?」
について両者を徹底比較することで考察していきます。
最初に結論だけを示しておくと、得られる結論は人によって変わります。
今回の記事の目的は、集団授業と個別指導のメリット・デメリットを把握することであなたにとって最適な選択ができるようになることです。
ちなみに筆者のMANUは大学生時代に塾講師を6年間務めていました。
MANUの働いていた塾では集団授業と個別指導の両方があったので、両者の良い部分・悪い部分はしっかり見てきたんですね。その情報をみんなに伝えていきます。
それではさっそくLet’s get started !!
徹底比較:集団授業vs個別指導
比較要素:①時給
比較要素1つ目は時給です。
時給は集団授業の方が圧倒的に高いです。
- 集団授業:時給2000~5000円
- 個別指導:時給1500円~3000円
所属する塾によって変わってきますが、集団授業は個別指導の1.5倍~2倍くらいの給料を貰えます。
経営的に考えると集団授業は生徒の人数が多いため、個別指導より多くの授業料が入ってきます。
⇒そのため講師の給料も上げやすいんですね。
ちなみにMANUの塾で集団授業をバリバリにしていた先輩は、学生にも関わらず超リッチな生活を送っていましたね。
毎日京都の高級料理店で美味しい料理とお酒を飲んでいました。
比較要素:②授業前準備
比較要素2つ目は授業前準備です。
授業前準備が大変なのは圧倒的に集団授業です。
集団授業の場合、授業前にするべきことが圧倒的に多くなります。
例えば、
「授業計画策定・授業の予習・板書レイアウトの決定・宿題用意・採点作業」
などがあります。
板書レイアウトの決定は集団授業特有の作業になります。
⇒個別指導ならA4用紙に解説を書くだけ
また集団授業では生徒の人数が増えるため、採点作業や宿題の用意など事務作業も多くなります。
さらに集団授業では個別指導と異なり、年間授業計画の策定をする必要があります。
そのため綿密な授業準備が必要になるんですね。
少なく見積もっても、授業時間と同じ時間だけの予習が必要になるでしょう。
ちなみに個別指導の場合、10分間もあれば授業前準備が出来てしまいます。
授業前準備時間も考慮すると意外と両者に時給には差がないのかもしれません。
比較要素:③難易度
さて比較要素3つ目は難易度です。
授業の難易度は圧倒的に集団授業の方が高いです。
集団授業では、1人の講師で十数人の生徒の対応をしなければなりません。
生徒によって理解度・理解力・集中度が違う中で、難しすぎず・易しすぎない絶妙のバランスで説明・解説をする能力が求められます。
個別指導なら生徒のレベルに合わせて、説明の丁寧具合を調整することができるため、生徒の理解度を高められやすいんですよね。
しかし集団授業だとそれができないということです。
また集団授業は基本的に年間の授業計画があります。
スケジュール通りに授業を進めるのも簡単ではありません。
MANUが勤務していた塾で、集団授業をしていた人は、
「スケジュール通りに授業を進めないといけないから、塾を簡単に休むことができない」
と言っていました。
友達との旅行で休みたくても、スケジュール調整に苦労するのが集団授業になります。
比較要素:④生徒への影響度(やりがい)
比較要素4つ目は生徒への影響度になります。
個別指導も集団授業も自分の授業によって、生徒の成績に影響が及ぶことは変わりませんが、その影響度がより大きいのは集団授業になります。
当然相手にする人数が多いので、集団授業の方が影響度が大きいと言えるんですが、実はそれだけではありません。
集団授業を受講する生徒は個別指導に比べてレベルが高いことが多いです。
つまり集団授業を受講している生徒は、本気で成績を上げようと思っている子の割合が高いし、講師に求めるレベルも高くなります。
そのため講師の責任度が増しますし、講師の良し悪しによって生徒の学力も大きく変わってきます。
逆に言えば、塾講師としてやりがいをより強く感じることができるのは集団授業と言えるでしょう。
総合比較表
最後にこれまでの比較要素を比較表を載せます。
比較要素 | 集団授業 | 個別指導 |
時給 | 2,000~5,000円 | 1,500~3,000円 |
授業前準備 | × (多い) |
〇 (少ない) |
難易度 | × (難しい) |
〇 (普通) |
生徒への影響度 (やりがい) |
〇 (大きい) |
× (普通) |
まとめると、集団授業は難易度が高く、授業準備が大変で、責任が大きいけど給料が個別指導より2倍程度高くなるって感じです。
まとめ:本気な人だけに集団授業がオススメ
さていかがだったでしょうか。
あなたにとって最適の選択を見つけることが出来たでしょうか。
最後にMANUが一番伝えたいことは
「給料だけをみて集団授業を選ぶと痛い目に合うから気をつけよう!」
ってことです。
実質的な時給を見るとそこまで変わりません。
集団授業は「塾講師として多くの生徒の成績を上げてみたい!」という本気の人だけにおススメです。
今回の記事内容をまとめるとこんな感じ!
- 給料:集団授業の方が高い
- 授業前準備:集団授業の方が大変
- 難易度:集団授業の方が難しい
- 生徒への影響度:集団授業の方が大きい
最後まで記事を読んでくれてありがとうございました。