どうも、社会人1年目からFIREを目指しているMANUです。
この記事では、最近話題のFIREムーブメントについて解説します。
FIREムーブメントという単語を聞いて、
「FIREって火のこと?」
「Amazonのタブレットのこと?」って思う方も多いはず。
しかし、実はFIREは火でもタブレットでもありません。
FIREは「Financial Independence ・ Retire Early」の略称で、
日本語で言うと「経済的自立・早期リタイヤ」を意味します。
FIREを一言で説明すると、お金の悩みから解放された自由な人生のことです。
まさに夢のような生活ですよね。
それでは内容を見ていきましょう。
Let’s get started !!
①自由な人生を歩みたい人
②会社員生活を一生続けたくない人
③FIREに興味がある人
FIREのコンセプト
誰もが目指せる労働からの解放
さっそく結論から!
FIREの特徴を簡単にまとめるとこんな感じになります。
- 定年退職を待たずに30代・40代・50代で早期リタイヤ
- リタイヤ後は自由な人生を歩む
- リタイヤ後の生活費は投資収入でまかなう
- 誰もがFIREを目指すことが出来る
FIREムーブメントはもともとアメリカ発祥の考え方で2010年くらいから注目されるようになりました。
最近では日本でもFIREが注目され始めており、中田敦彦さんのYouTube大学でも取り上げられています。
FIREの最大の特徴は誰でも目指すことが出来るということです。
「早期退職して自由な人生」というと宝くじを当てたり、親からの相続遺産が億単位だったりと、特殊なケースを想像すると思います。
しかしFIREは一般的なサラリーマンでも達成できるんです。
普通のサラリーマンだと、生活費を稼ぐために、定年退職を迎えるまで平日は毎日働き、残業や嫌な仕事もしないといけませんでした。
しかしこれはただの「固定観念」だったんです。
適切に働き、適切に支出を調整し、適切に投資をする。
そうすれば誰もが働かなくても良い自由を手に入れることが出来ます。
これがFIREです。
FIRE達成後の生活は?
「じゃFIRE達成後の生活ってどんな感じ?」って疑問が湧くと思います。
それはまさしく自由な人生です。
これまで生活のために費やしていた時間を自由に使えるようになります。
しかもお金のことを気にせずに。
例えば、海外を旅しながら暮らしたり、家族との時間を増やしたり、新たなことにチャレンジしたりとFIREを達成すると人生の幅が一気に広がります。
他にもFIRE達成後にちょっとだけ働いてそのお金を使って、カジノで1発勝負&豪遊することもできそうですよね。
またもちろんFIRE達成後も働き続ければ、給料をそのまま娯楽に使えるため超贅沢な暮らしもできちゃうかもしれません。
最後にFIREを実際に達成したクリスティ・シェンさんの生活をちょっとだけ紹介します。(詳細は下記の本を読んでみてね!)
クリスティ・シェンさんは30歳でFIREを夫婦で達成し、毎年海外を旅して生活をしています。仕事のストレスから解放され、自由な人生に凄く満足しているそうです。
クリスティ・シェンさんは著書の中でこのような言葉を残しています。
もっと早くFIREを達成すれば良かった。
30歳という若さでFIREを達成したのに、この言葉を残していることが驚きです。
やっぱり自由って良いんですね。
FIREの仕組み
魔法の投資術:4%ルール
次はいよいよFIREの仕組みを紹介します。
FIREは「経済的自立」とあるように、生活費を労働収入ではなく、投資収入によって得ることを目指します。
「投資って難しそうだし、危険そう」って思うかもしれません。
しかしFIREを達成するための投資術には2つの特徴があります。
- 非常にシンプルで誰でも真似ができる。
- 米国の大学の研究に基づいた手法で安全性が高い
それがFIREを実現する投資術:4%ルールになります。
4%ルールを簡単に説明すると、「米国の株式や債券に投資をして、毎年4%ずつ切り崩していくことで収入を得る」という手法になります。
例えば、米国の株式や債券に5000万円ほど投資をして、毎年200万円(4%)ずつ切り崩していくということです。資産が1億円なら毎年400万円ずつ切り崩していくことになります。
4%ルールにおける資産と投資収入(年間の切り崩し額)を整理するとこんな感じになります。
資産 | 年間の切り崩し額 |
3,000万円 | 120万円 |
5,000万円 | 200万円 |
7,000万円 | 280万円 |
1億円 | 400万円 |
5億円 | 2,000万円 |
4%ずつ切り崩していくと、25年後には資産がなくなるように感じると思います。
しかし4%ルールではそうはなりません。
むしろ25年後には資産が増えている可能性が高いことが米国の大学研究から分かっています。
ちなみに大学の研究結果によると、30年後には資産が平均8倍になるそうです。
4%ルールは毎年4%ずつ資産を取り崩していく手法。
でも30年後には資産が8倍になるという魔法の投資術!!
魔法の投資術:4%ルールの詳細は下記の記事で詳細に解説しています。
目標資産は年間支出の25倍
FIREは資産を株式や債券に投資して、毎年4%ずつを取り崩していく手法でした。
したがって、年間支出を全て賄うためには、年間支出額の25倍の資産が必要になります。
例①)年間支出300万円 ⇒ 必要資産7,500万円
例②)年間支出400万円 ⇒ 必要資産1億円
年間支出と目標資産の対応表は以下のようになります。
年間支出 | 目標資産 |
200万円 | 5,000万円 |
250万円 | 6,250万円 |
300万円 | 7,500万円 |
350万円 | 8,750万円 |
400万円 | 1億円 |
500万円 | 1億2,500万円 |
この表を見ると、FIREを達成するためのハードルを下げるには、年間支出額を抑えることが重要になることが分かりますね。
最後に
さていかがだったでしょうか。
この記事では、FIREムーブメントの基本的なコンセプトと仕組みについて紹介しました。
FIREの本質は、アーリーリタイヤではなく、「FI(経済的自立)」です。
FIREを達成しても仕事を辞める必要はありません。
働いても良いし、働かなくても良い自由を手に入れることが出来ます。
逆にFIを達成しないと永遠に会社に依存した人生になってしまいます。
「いつまでも会社に頼りたくない!」って人はFIREを目指してみてはいかがでしょうか。
最後まで記事を読んでくれてありがとうございました。