こんにちは!元京大生で元塾講師のMANUです。
この記事ではMANUが実際に高校生の時に行っていたモチベーション管理術について紹介します。
MANUは塾講師を6年間していたんですが、その時に一番強く思ったのは、
勉強のモチベーションが高い子は学力の伸びが速い
ということです。
まぁ当然といえば、当然ですよね。
しかしみんなが思っている以上にモチベーションが成績に与える影響は相当大きいです。
(※これはガチのガチ)
MANUが成績を伸ばすために一番重要だと思っていることは、頭の良さでもなく、先生や参考書の質でもなく、問題集を何冊取り組んだかでもなく、モチベーションの大きさだと思っています。
※そのため塾講師時代は生徒のモチベーションを上げることが講師の仕事だと思って塾講師をしていました。
おそらく皆さんもモチベーションの重要性には気づいていながらも、
「頑張ろうと思っても1週間しか続かない。」
「テスト1週間前にならないと本気で勉強ができない。」
といった悩みを抱えているはずです。
では、
「どのようにしてモチベーションを上げるのか」
「3日坊主にならないためにはどうしたら良いのか」
という悩みを解決すべく、明日から実践可能な方法を3つ紹介します!
ちなみにMANUも高校生時代に今から紹介する3つ全てを実践しており、受験生時代は1日12時間以上勉強を持続していました。(そのおかげで京大に合格できました。)
それではさっそくLet’s get started!
①スケジュールを立てる
脳に余計なストレスをかけない
まず1つ目はこれ。
スケジュールを立てて、To do リストまで落とし込む。
皆さん、「明日やるべき勉強の内容」もしくは「今日学校から帰ってやるべき勉強の内容」をイメージできていますか?
これをイメージできていない人は、絶対に勉強が長続きしません。
(断言するのは好きじゃないけどこれは断言しちゃう!)
今日やるべき勉強が決まってない人が勉強するためには、
「今日何の勉強をしようかな」
という思考を挟む必要があります。
実はこの「何をすべきか選択する」というプロセスが脳に大きなストレスをかけるんです。
お母さんに「今日の晩御飯何が良い~?」って聞かれて「なんでも良い~」って答えて、怒られた経験ありますよね。
これも全く同じことが言えて、「何かを選択する」のは非常に脳に負荷がかかるため、お母さんも誰かに晩御飯の内容を考えて欲しいんです。
今日やるべきことをその日に考える人は、その都度脳に大きな負荷がかかるため、その内何を勉強すべきなのかを脳が嫌がって考えなくなる。
To do まで落とし込む
ではどのように今日すべきことをあらかじめ決めておくかということですが、それは「長期目標から逆算する」という方法をお勧めします。
ここでいう長期目標は「1か月後の定期テストで学年10位以内」でも良いし、「高校3年生の秋までに、○○模試でA判定を取る」でも良いです。
長期目標さえ立ててしまえば、その目標を達成するためにやらなければならないことが具体的に見えてくるはずです。
例えば「定期テストまでにチャートを2周する」とか「高3になるまでにはシステム英単語を3周してほぼ暗記が完了している」とかになります。
そしてその具体的にやらなければならない勉強に対して、月単位や週単位でスケジュールを立てて、最終的には日単位に落とし込むんですね。
そうすれば、明日からやらなければならない勉強がいつの間にか決まってます。
やるべきことが決まれば、「何をするべきか」という余計な思考を省くことが出来るため、モチベーションの低下を防げます。
また明日やるべき勉強は前日の夜に紙に書きだすことをお勧めします。
やるべきことを視覚化することでモチベーションも上がります。
まとめるとこんな感じ!!
- 長期目標を立てる。
- 長期目標達成のためにやるべきことを書き出す。
- やるべきことを月/週/日単位で割り振る。
- 明日やるべきことを前日の夜に書き出す。
②過去の勉強量を可視化する
昔の勉強量が自分を後押しする
次にお勧めするモチベーションを維持する方法はこれ!
過去の勉強量を可視化する
名付けて「過去の自分に背中を押してもらう作戦」です。
「ちょっとモチベーションが下がってきたな~」
と思ったときに、今までの自分の努力を振り返ることで、自分の成長を実感でき、非常にポジティブな心境になります。
例えばこんな感じ!!
「これまでこんなに頑張ってこれたんだから、今日もできるはず!」
「これまでの努力を無駄にしないように今日もがんばろう!」
「自分この短期間で成長したな~。もっと成長したい!!」
こんな気持ちになれたら、モチベーションには既に火が付いていますね。
ではどうやって過去の勉強量を可視化するか具体的な方法を紹介します。
1. 勉強時間アプリを登録する
過去の自分の勉強量を可視化する1つ目の方法は勉強時間アプリを使うこと。
僕は「Study plus」というアプリを使用していました。
このアプリは勉強時間だけではなく、使用した参考書や教科別の勉強時間も管理できるため、モチベーション管理だけではなく勉強全体の管理もできるため超おすすめ!
これで毎日の勉強時間が可視化されるので、サボってしまった日が一瞬で分かってしまう。
自分のさぼった日が棒グラフではっきり分かってしまうのが嫌で、毎日毎日コツコツ勉強時間を確保していたのが高校生のMANUです。
このアプリのおかげで京大に合格できたといっても過言ではないです。
2. 使用したペンやノートを保存する
過去の自分の勉強量を可視化する2つ目の方法は使用したペンやノートを保存すること。
特にノートの保存は凄くおススメです。
自分の過去の勉強から自分の成長を実感できるし、復習にも繋がります。
「1か月前はこんな簡単な問題も出来てなかったんだ~」
とか
「同じミスいつもしてるな~」
とか過去の自分を振り返ると面白い発見が色々ありますよ!
高校生時代のMANUは積みあがった大量の使用済みノートを見て、
「こんなに頑張ったんだから絶対合格できる!」
って自分を奮い立たせていました。
③目標との差分を可視化する
危機感を煽る
モチベーションを維持するための最後の手段はこれ!
目標との差分を可視化して、危機感を煽る!
これまで多くの生徒を指導してきましたが、どうしても勉強が続かない子に多いパターンは、危機感が足りないパターンです。
もっと具体的に言うと、
自分が本気を出せば何とかなると思っているパターン
(まだ全力を出していないから~と言い訳してる人)
本当に本気を出して何とかなれば良いんですが、結構な確率でその見込みが甘いことが多いです。
皆さんもテスト3日前くらいになってから急に頑張りだして、結局間に合わないパターンを経験したことがあるんではないでしょうか。(MANUも高校生1・2年生の時は良くありました。)
定期テストなら失敗しても何とかなるけど、受験では人生を左右してしまうほど大きな影響を受けてしまいます。
なぜいつも直前になるまで、頑張れないのか。
それは、
目標までの距離感が正確に測れていないから
目標までの距離感を可視化することによって、危機感とともにモチベーションも一気に高くなります。
模試の結果を壁に張り付ける
目標までの距離感を掴むためには、目標との差分を定量的に把握することが大事です。
MANUが実践していたのは、直近の模試の結果を壁に張り付けること。
そうすることで、
「あと数か月で200点も上げないといけないんだ!」
という危機感を持った状態になり、怠ける気持ちより焦る気持ちの方が強くなります。
これは模試だけじゃなくても色々応用できますよね。
「前回の定期テストの結果を壁に張り付ける」
「覚えるべき目標単語数を壁に貼り付ける」
とにかく目標を視覚化することで、危機感を煽ることができます。
人間の脳は嫌なことは忘れるように都合よく出来ていますから、否が応でも脳に思い出させる仕組みを作ることが大切です!!
最後に
いかがだったでしょうか。
高校生の時にMANUが実践していたモチベーション管理術3選をお伝えしました。
まとめるとこんな感じ!!
- 明日やるべきことを前日の夜に書き出す
(長期目標から逆算) - 過去の勉強量を可視化する
(勉強アプリやノートの保存がオススメ) - 目標との差分を可視化する
(模試の結果を壁に張り付ける)
日によって、自分のモチベーションを上げてくれる道具は変わります。
そのためモチベーションを上げるための仕掛けはなるべく多く持っていた方が良いです。
この記事で紹介した3つの方法は明日からすぐに取り組めることなのでぜひ自分の勉強スタイルに取り入れてみてください!!
今日も記事を読んでくれてありがとうございました。(#^^#)